【独学】簿記3級の勉強戦略!
簿記とはなんぞ?という方はまずこちらからどうぞ!
簿記3級はしっかり勉強すれば独学で合格できる資格です。
ポイントさえ抑えれば短期間の勉強で合格を狙えます。
この記事では誰でもできる勉強戦略をご紹介します!
<この記事の目次>
|
日商簿記3級の合格には初学で50~100時間ほどの勉強時間が必要です。
ここ最近の合格率は4割前後となっているため、
難易度として高くはない資格試験になります。
簿記3級は分野ごとの最低点数は設けず、7割が合格ラインとなっています。
問題は基本的にパターン化されているため、
過去問の勉強がしっかりできていれば合格は難しくないはずです。
古いテキストでは改定後の試験問題に対応できないため、
最新のテキストを使いましょう。
おススメの市販テキストをご紹介します。
スッキリわかる日商簿記3級第9版 (すっきりわかるシリーズ) [ 滝澤ななみ ] 価格:1,080円 |
このテキストをご紹介する理由は大きく二つあります。
①文章が工夫されている
用語にはルビが振ってあるのでスラスラ読めます。
②ストーリー仕立て
イラストから説明に入るという流れのため、視覚的に理解できます。
上記のテキストとは別に過去問1冊の準備をおススメします。
使い慣れた電卓があれば新しく買う必要はありません。
新しく購入する場合は、カシオのDW-122CL-Nをおススメします。
価格:1,621円 |
短期合格を目標としてスケジュールを練りましょう。
具体的には以下の2点です。
・1か月の勉強期間を設ける
・1日3時間以上勉強する
このスケジュールであれば、基礎は2週間ほどで定着します。
勉強の流れは以下の通りです。
①テキストを読む
1回読んだあとはすぐ問題に取りかかりましょう。
この段階で内容の理解が曖昧でも大丈夫です。
②問題を解く
問題を解くことで実力が身に付きます。
実際の試験では類似問題が出題されるのでこの段階で慣らしておきましょう。
③間違えた問題を復習する
間違えた問題は翌日に復習しましょう。
なぜ間違えたのかを理解し、定着するまで何度も復習することが大切です。
④過去問で総仕上げをする
簿記3級は過去問からの類似問題が非常に多いため、
問題の復習まで終わらせたあとは必ず過去問で総仕上げをしましょう。
おススメの過去問テキストをご紹介します。
合格テキスト日商簿記3級 Ver.9.0/TAC株式会社(簿記検定講座)【1000円以上送料無料】 価格:2,160円 |
過去問の勉強の流れは以下の通りです。
①過去5回分を解く
12回分全てを解く必要はありません。
5回分解いたあとは復習に移りましょう。
②間違えた問題を復習する
過去問においても間違えた問題は復習することが重要です。
この段階の復習まで終えていれば、本番でも落ち着いて試験に臨めるはずです。
満点を狙うのではなく、解けそうな問題から解いて7割以上を目指しましょう。
試験本番の流れは以下の通りです。
①3分ほど使って、第5問までの解く順番を決める
得意な論点から先に解くのがコツです。
②問題に詰まって3分が経過したら一旦飛ばす
詰まったら後回しにしましょう。
他の問題を解く時間がなくては元も子もありません。
③最後の15分で見直し
計算ミス等の発見で5点以上はカバーできます。
簿記3級は知識の定着が合格に結びつきます。
復習は必ず行うよう心がけましょう。
あくまで3級は2級への入り口と考えています。
今後2級以上の合格も視野に入れて3級で土台を築いておきましょう。
2級はこちらから!