仮想通貨を安全に保管したいなら「ハードウェアウォレット」を使うべし!
皆さんは、購入した仮想通貨をどのように保管していますか?
仮想通貨を取り扱うのであれば、「仮想通貨を取引所に置いたまま」という状態は非常に危ないですよ。
何故危ないかというと、多くの仮想通貨が同じ口座で一括管理されているため、ハッキングされたときに一度に流出してしまうためです。
実際に取引所の仮想通貨が流出した事件といえば、有名な事件が2つ思い浮かびますね。
1つ目は2014年3月にマウントゴックスから「BTC(ビットコイン)」が約480億円分流出した「マウントゴックス事件」、
2つ目は2018年1月にコインチェックから「NEM(ネム)」が約580億円分流出した「コインチェック事件」です。
「コインチェック事件」ではすぐに流出分の補填が決定されましたが、「マウントゴックス事件」では、当時の財務省曰く「仮想通貨は通貨には該当しない」とのことで、すぐには補填がされないという事態でした。
たとえ流出しても、補填されるだけまだマシといったところです。
もし取引所が突然消えてしまった場合、最悪のケースだと預けた資産が還ってこないかもしれません。
しかし、その最悪のケースをユーザー側で回避する方法があります。
それは資産を手元に保管すること、すなわち「ウォレットを使うこと」です。
ウォレットとは、言わば「電子上の財布」のことであり、購入した仮想通貨保管する場所ですね。
そのウォレットには、大きく分けて4種類あります。
・ハードウェアウォレット
・ペーパーウォレット
・ソフトウェアウォレット
・取引所のウォレット
上のウォレットほどセキュリティの安全性が高まりますので、
リスク回避にはハードウェアウォレットが最も適しているということです。
私としては、どうせ使うなら一番安全なハードウォレットが良いと考えています。
そこで、ハードウェアウォレットの特徴を掘り下げてみました!
<この記事の目次>
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オンライン上のウォレットとは違い、ハードウェアウォレットはオフラインで管理ができます。
そのため、ウイルスによる感染の心配は少ないうえ、ハッキングののリスクを激減できるのが最大の強みであり特徴ですね。
たとえ2段階認証を設定するなどしてオンライン上でのセキュリティを強化しても、あくまで「オンライン」である以上、外部からの影響に晒される可能性が付きまとってしまいます。
そのため、ハードウェアウォレットに関しては「オフラインで管理ができる」という特徴1つで十分使う意義があるということになりますね。
オフラインで管理できるウォレットは、ハードウェアウォレットの他にペーパーウォレットがあります。
しかし、ペーパーウォレットは名前通り紙媒体のウォレットのため、火災で燃えてしまえばそれまでです。
一方でハードウェアウォレットにはバックアップ機能が搭載されています。
つまり、本体が壊れてしまってもリカバリーが可能なことから、ペーパーウォレットに比べ、リアルの外的アクシデントに耐性があることが分かりますね。
ハードウォレットの値段は大半が1万円以上です。
手元の資産が少ない、最悪失ってもそこまで痛手にはならない、なんて場合だと手を出すのは躊躇われるかもしれませんね。
しかし、資産を失ってからではシャレになりません。
最初の段階で購入に踏み切ってしまえば「今ある資産が突然なくなったらどうしよう」などと考えずに済むのですから、初期投資と割り切ってしまいましょう。
ずばり、「Lwdger Nano S(レジャーナノエス)」です。
USBサイズのハードウェアウォレットのため、持ち運びがしやすいですね。
主要ハードウェアウォレットの中でもトップクラスに普及されているうえ、人気アルトコインのリップルにも対応しているのは大きなメリットと言えます。
ハードウェアウォレットは、セキュリティの安全性を確立するなら是非とも利用すべきアイテムです。
値段こそ高いものの、仮想通貨の長期保有を考えるのであれば必須と言えるでしょう。
注意点があるとすれば、中古品は買うのはやめたほうがいい、とだけ言っておきます。
ウイルスが仕込まれている可能性があるため、リスク回避どころか自らリスクを買う羽目になりますからね。新品の購入を強くおススメします。
ハードウェアウォレットを使って、仮想通貨を安全に保管しましょう!