とりあえず汎用性の高そうな資格3選!
「資格があれば就職に有利」らしいから何か取っておこうかなー、
なんて漠然と考えている方、結構いらっしゃるかと思います。
私もその一人で、「とりあえず何か手を付けてみよう」という非常に軽い動機で資格勉強を始めたものです。
当時の私としては、「汎用性さえ高ければいい」なんて考えていたくらいですから、特に拘りもありませんでした。
そこで、「資格は取りたいけど特に拘りがない」方に向けて、汎用性の高そうな資格を3つご紹介します!
<この記事の目次>
汎用性の高い資格
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前置き
この記事でいう汎用性とは、取っておいて損はない資格と捉えて頂ければ結構です。
そうなると、知名度が高い資格こそ汎用性が高いと考えられます。
つまり、これからご紹介するのは既に知れ渡っていて安定した評価を得ている資格ということです。
汎用性の高い資格
圧倒的ですね。知名度が高いうえに、企業の財務状況を数字で把握できるようになる実用性も兼ねています。
参考書を読んで過去問を2、3回解けば合格レベルには達する程度の難易度のため、とりあえず資格を取りたいという考えであれば日商簿記の勉強に手を付け、2級の取得を目標にしましょう。
ただ、いきなり2級ではなく、3級から段階を踏んで勉強することをおススメします。
初学の方でも3か月勉強すれば、3級から2級の合格までは十分狙えます。
そのためにも、まずは簿記の概要を把握しておくべきですね。
簿記の概要はこちらからどうぞ!
2級までいかずとも3級止まりで十分では?という方もいらっしゃるかと思います。
単刀直入に言うと、3級では物足りません。
3級の勉強で得た知識はそれなりに役立ちますが、就職活動においては話のネタにはなっても評価対象外です。
あと一つ、ここで挙げているのは全国経理教育協会ではなく日本商工会議所の簿記検定ということを間違えないよう気を付けてください。
知名度では 日商(日本商工会議所) > 全経(全国経理教育協会) ですので。
不動産業界への参入を考えるのであれば有力な資格です。
理由としては、宅地建物取引を行う企業の場合だと、従業員5人につき1人以上の宅建資格者の設置義務が定められているためです。
では不動産業界以外では役立たないのか!?というとそんなことはありません。
資格試験の受験者のうち、8割以上が不動産業界以外の方で占められているほどです。
名前からすると不動産業界特化のピーキーな資格に思えますが、意外にも宅建の知識は財務や金融に活用できます。
そのため、求められる役割が広く就職にも強い人気資格です。
ITスキルをアピールするのであれば是非習得しておきたい資格ですね。
IT業界に入ると取得を勧められることも多いため、IT業界への登竜門の資格と言えます。
IT系の資格だと1ランク下にITパスポートがありますが、ITパスポートは一般職の方がITについて学ぶための資格でしかありません。
<pぶっちゃけIT業界へのパスポートにはなりませんから、IT業界への参入を考えるのなら基本情報技術者の勉強をすべきです。
ただ、基本情報技術者試験にしてもITについて広く浅くの理解に留まります。
そのため、資格自体は表面的なITスキルのアピールという意味では就職活動で効力を発揮しますが、実務では活かせないことも多いです。
そういった側面もあり、応用情報技術者等の上級資格へのステップアップ、もしくは実務スキルを磨くための準備として、ITを一から学ぶ>基本情報技術者の勉強から始めてみると良いかと思います。
最後に
今回紹介した資格は、いずれも3か月足らずの勉強で初学者でも十分合格できる程々の難易度です。
短期間で社会的評価を獲得できるということは、高コスパで汎用性の高い資格に他ならないです。
「とりあえず資格を取りたい」という方は、今回紹介した資格の取得に励んでみてはいかがでしょうか。